輝け!黄金の海月の灯台Ⅱ
あらすじ
一応、飢饉進行中
天候不順で冷夏が続き、小麦が不作になっている描写はあるのですが、当のミーアたちが食べまくっているせいで、飢饉感が今作も微塵もありませんw
まあ、前時間軸みたいに王族ですらも食べるものに困るようになってしまったら末期だし、そうならないためにミーアたちは動いていたわけですが。
この本を読むと、ミーアがめっちゃ美味しそうにクッキー食べているので、こちらも食べたくなるんですよね🍪
ミーア、いつの間にか人格者に
前からちょこっとは思っていたことですが、煽られても全く怒らないミーア姫ホントすごい。たとえ断頭台の運命から逃れるためだとしても…断頭台の効果すごすぎん?
私は結構大人気なく怒ってしまうほうなので(外には出しませんが)、ミーアを見習いたい今日このごろ。
ハンネス大叔父、ミーアたちの前に姿を現す
祖母であるパティの弟ながら、二十代半ばにも見える容姿で姿を現したハンネス。なぜハンネスは年を取らないのか。そして子どもの頃の病気はどうなったのか。
私は、ハンネスが病弱なのは、蛇がハンネスに毒のようなものを飲ませているからだろうと思っていたのですが、どうやらそうではない模様。
次巻あたりで明らかになるんでしょうか?
虚無の人、ガヌドス国王
初登場の時から何を考えているのかよく分からなかったガヌドス王なのですが、今回も虚無感炸裂しています。王妃(のちに離縁)にも王女であるオウラニアにも興味なし。
そして今回の暗殺未遂事件に関して、オウラニアを捕縛したのは他ならぬガヌドス王。
実の娘を逮捕するとか、一体なにを考えているのか──?
この辺も次巻あたりで明らかになると嬉しい。
自分の感想を読み返して見ると、謎が多い巻だな。
毎回のことですが、イラストが超可愛い
私は、ラノベのよいところの一つに挿絵・・・イラストが充実してるってことを上げたい。文章も楽しめて、かつイラストでも楽しめる。そしてワクワクできる話が多い。最高ですな!
ティアムーン帝国物語も、イラストがホントに綺麗で毎回楽しみにしてる✨️
今回なんか港湾国のガヌドスが舞台になっているところもあるのでミーアたちが海賊コスしてて、それもめっちゃ可愛い(語彙力よ…)。
というわけで、この本も次回を楽しみに待つとします。
(最近続きがある本ばかり読んでる気がする…)