あらすじ
- 第五部 皇女の休日
- ベル、もう一人の少女と一緒にミーアの前に現れる
- ミーア、特別初等部を設立
- ベルたち、ヴァレンティナに会いに行く
- ミーア、特別初等部の生徒を教える
- 銀の祭具が盗まれる
- ミーア、演説をする
- ベルとシュトリナ、犯人らしき人を尾行する
ベル、生きとったんかい
まあ、前巻の最後で戻ってきてたんですが。私の涙を返してほしい(笑)
確かにヴァレンティナに殺されたあと、魂は未来に戻ったのですが、そこからまたタイムリープしてきたという感じらしい。
前回は「ミーア皇女伝」を持ってきていましたが、今回はルードヴィッヒの日記帳を携えています。
ミーア、ネタバレする
ここで、ミーアは周りの人たちにベルは未来から来た自分の孫であることを明かします。
それ言っちゃってええんか!?と思わないでもないですが、前巻でばっちり殺されているところを複数人に見られているのでどうしようもない(笑)
周りの人達も、驚きはするのですが、それより先にベルが戻ってきたことに喜びます。平和な世界。
一緒に現れた少女は祖母で「蛇」
ベルと一緒に現れた少女はパトリシア(=パティ)といい、どうやら「混沌の蛇」の教育を受けていて「蛇」を目指しているらしい。一体なぜ!?と思いながらもパティを手元において様子を見ることにします。
しかし、蛇はホント年端もいかない子どもをいたぶるのが好きですなあ。
海賊の子孫、ヤナとキリル
特別初等部を設立するにあたって、他国から孤児が集められてきます。
その中で額に第三の目の刺青が入っているキリルとヤナ。彼女たちとパティがどうなっていくかが楽しみです。