あらすじ
- ミーアたち、盗賊団に襲われる
- 一同、火の一族のかくれ里へ
- 族長会議
- ミーア、馬合わせに出ることに決定
ラフィーナのミーア推しがすごい
ミーアが好きなあまり、身近な友だちに嫉妬するくらいなら可愛いものですが、乗馬の練習をミーアとしている最中に盗賊団に襲われて、逃げながらも「友だちと一緒に命の危機に立ち向かうのすっごく楽しい♡」ってなってるラフィーナ。いや、大丈夫?
クッキーは世界を平和にする
ミーアたちを襲った盗賊団のリーダーは、騎馬王国の失われた第13番目の部族の娘、「火 慧馬(カ エマ)」
最初こそ頑なな態度をとっていた彼女でしたが…実はめっちゃチョロかった!
お茶してクッキー食べただけで名前とか一族のことめっちゃ喋るやん。どっかの拷問されてる王女殿下レベルで屈してるぞこの子…まあ慧馬の場合は拷問すらされてないけど。
まあ、おいしいクッキー食べてお茶飲んだらそれだけで元気も出るかもしれませんが。
あなたが一人で行って、一人でケリをつけて、一人で傷つくこと……そんなことは絶対に許しませんわ
蛇の巫女姫はアベルの実の姉、ヴァレンティナでした。アベルが騎馬王国に来たのは、ヴァレンティナが騎馬王国風の男と一緒にいるところを見たものがいる、という情報があったため。
姉が実質トップに立ってミーアを暗殺しようとしていたことを知り、自分の手で姉を止めようとするアベルにミーアがかけた言葉。この巻で一番キュンとするところです!
まあ、その後はいつものコメディモードなんですけどね。
新しいミーアの相棒(馬)東風
乗馬でのミーアの相棒は荒嵐というちょっとお茶目(?)だけど足がめっちゃ早い馬だったのですが、今回は東風というぬぼーっとした風貌の(ミーア評価)馬が新しく相棒になります。何を考えているか分からないしどちらかといえば足もそれほど速くない、騎馬王国の人たちからみると、ちょっとガッカリしてしまう馬なのですが、ミーアは他の馬のくしゃみから自分をかばってくれた東風を気に入り、東風とともに馬合わせと呼ばれるレースに出ることを決意します。
馬合わせの結果はいかに…!