なつくの気まぐれ日記帳

いろいろ起こったことや感じたことを書く雑記ブログです。

【読書】ふつつかな悪女ではございますが⑦

うきうき?お忍びデート

今回は、玲琳と慧月、皇太子の尭明たちがペアで城下にお忍びで出かけるお話になります。

とうとう道術の存在を疑われ始める

前々回の豊穣祭に続いて、前回の讃仰礼でも大掛かりな道術を披露してしまった慧月。しかも前回は皇帝の目の前で。

道術や道士は前皇帝の時のあたりから弾圧されていて、見つかれば処刑も免れない状況。

皇帝は、前回の断罪劇が道術の可能性があるとみて、隠密部隊に監視を命じます。

幸い隠密は宮城内でしか調査しないようなので、なら城外で入れ替わればいいんじゃね?というわけで、玲琳は尭明と莉莉、慧月は景彰、そして囮として冬雪と景行、辰宇が3手に分かれて城外に出ることに。

ウッキウキの玲琳が可愛い

日頃から異常に体が弱くて、外に出ることもままならなかった玲琳。ずっと憧れてた町歩き!最初は莉莉と2人で屋台を歩くのですが、その時の玲琳のはしゃぎっぷりがめっちゃ可愛い。

その後尭明に見つかってお説教タイムからの軽い言い合いをしながら鍋をつつく?ところまで全部面白いとかどういうことなの…。

対して慧月&景彰の2人は素直になれないヒロイン感が昔の少女漫画って感じだった(笑)慧月が周囲に素直になれる日っていつなんだろうか?

冬雪&景行の無敵コンビ

玲琳付きの筆頭上級女官の冬雪と、玲琳の兄、景行。普段は玲琳をめぐって仲の悪い?2人ですが、今回は抜群のコンビネーションを見せます。ここの攻防戦がアクション映画見てるみたいで読んでてめっちゃたのしかった✨️

ここ、アニメで見ても絶対盛り上がると思うんだけど、流石にここまでのアニメでやるのは無理かな…。

他に雲嵐も出てきて、辰宇と茶樓で飲み比べ大会とかするのですが、そちらも読んでて楽しかった。

町にはびこる巨悪を殲滅

玲琳たちは違法賭博の摘発と攫われた少女の救出、景章(と慧月)たちは違法転売していた業者、冬雪たちは店内で暴れていたごろつきを、辰宇と雲嵐は攫われた少女が働かされている茶屋を──で、最終的には賭博場で全員集合します。しかし一つの「悪の組織」が町を牛耳ってるってやばくない?王都大丈夫か?

入れ替わりの解消ならず

入れ替わりの解消のために街に出た玲琳たちでしたが、雲嵐の邑にまで道術の調査が及んでいたことを知り「宮城内だけって言ってたの嘘やん」と入れ替わりを一旦諦めた一行。

皇帝、道士の弾圧より王都のならず者を取り締まったほうがええんちゃう?

入れ替わりのないまま次巻に続く。