今週のお題「思い出の先生」
※今回は昭和の話ですので「昭和ってこういうことがあるんだね〜」という感覚で読んでください。
小学4年の頃の担任はおばあちゃん先生
多分50代後半くらいだったと思う。痩せ型で背も小さくて、今の50代と比べると老けて見えたかも💧
お寺の一人娘で独身でした。
体罰がキス
時代が昭和なので、悪いことをしてしばかれる、ということはままあったのですが、そのおばあちゃん先生の体罰の方法が「くちにキス」
小2の時に同じクラスだった女の子も、原因はわからないのですが、クラス全員がおばあちゃん先生にキスされるという憂き目に遭ったらしく、その女の子も「あたしのファーストキスが…」と嘆いてましたw
私も「ファーストキスがおばあちゃん先生なんて絶対嫌や〜!」と戦々恐々。母親に言っても「ふうん」って反応は薄かった。
おばあちゃん先生、お寺の娘さんということで何か親御さんからの信頼はめちゃ厚かったんですよね。
ファーストキスは守られた
結論から言って、ファーストキスを奪われる事態は起こりませんでしたw
今から思い返してもあまり嫌だった思い出はない。
先生の年が年だったからか一緒に遊んだ思い出なんかはないのですが、基本的には穏やかな先生だったのではないかと思います。中学の時の教師が暴力教師揃いだったのを思うと全然マシだったかもしれない。
夏休みにお寺に一泊
夏休みにクラスのみんなで先生の実家(お寺)に泊めてもらいました。
お寺は奈良にあり割と山の中にあったんじゃないだろうか。
温暖化が始まる前だったせいか夜間はめっちゃ寒く、冬に使うような毛布(昭和の毛布は重い)をもらってそれで寝てた気がする。
先生の昔話
終戦直後の話。
先生が一人でおつかいに出かけた時に、浮浪児(と今言っていいんだろうか)に絡まれてとても怖い思いをした、とHRで話してくれたことがありました。
向こうもおそらく孤児で頼れる大人がいなくて必死。でも大人には絡めないのでまだ小さかった先生の持ち物を奪おうと必死だったらしい。切ない…。
ガキ大将と対決!
うちのクラスにはいわゆる「ガキ大将」がいました。
体が横にも縦にもデカく、冬も半袖みたいな男の子。
で、例に漏れず暴れん坊なわけですね。
原因は分からないのですが、先生とガキ大将が取っ組み合いをしていたことがありました。
気づいたら始まってて、机はなぎ倒されるし結構な大立ち回りでした。
今から思うとガキ大将は先生よりも体がデカく、よく先生立ち向かったな、と思います。
で、先生どうするんや!?と思って注視しているとなんと…
先生がガキ大将の鼻に噛み付いた!
そこはキスじゃないんや!
そしてガキ大将のほうは何故か鼻血を出して倒れた…(笑)
先生はその後、鼻血出して倒れたガキ大将の介抱してたな。
お疲れ様すぎる💦
今だったら絶対問題になる先生だったな〜とは思うんだけど、何故か懐かしく思い出しました。
まあ、キスされなかったからだとは思うけど(笑)